VOC放散試験・シックハウス

テドラーバック法による車室内の揮発性有機化合物(VOC)をはじめ、JIS A 1901に準拠した小型チャンバー法による建築及び家電部材等から放散されるVOCの分析・測定を行っています。

お客様の条件で分析・測定をお受けいたします。対象製品から放散されるアルデヒド類及び揮発性炭化水素類をガス吸着管にて捕集し、その成分を分析・測定します。

チャンバー法

主な測定対象製品
・建築材料、内装材料
（塗料、合成樹脂、合板など）

テドラーバック
(サンプリングバッグ)法

主な測定対象製品
・車室内部品・材料
（フェルト、合成樹脂、ゴムなど）

室内環境測定には、サンプラーを室内に設置して対象物質を捕集する「パッシブ法」と、ポンプを用いて空気を吸い込み対象物質を捕集する「アクティブ法」があります。アクティブ法はサンプリング時間が短く、パッシブ法では測定方法が容易でお客様にて測定も可能ですがサンプリング時間が長い、といった特徴があります。

サンプラー回収後は1～2日（営業日）で速報値を、1週間以内に報告書をお出しできます。

アクティブ法(吸引方式)

ポンプを用いて室内空気中の対象物質を捕集する方法です。

測定タイムテーブル

	時間	部屋の状態
1	30分以上	換気
2	5時間以上	閉鎖
3	30分×2回	サンプリング

パッシブ法(拡散方式)

サンプラーを室内に設置して対象物質を捕集する方法です。

測定タイムテーブル

	時間	部屋の状態
1	30分以上	換気
2	5時間以上	閉鎖
3	24時間/8時間	サンプリング